2009年10月02日
グルビスVSソンガ 3セットTB
タイランドオープン2回戦
グルビスVSソンガ
7-6(3)、6-7(4)、6-7(2)
もんのすごい試合だったので、書き始めるのに覚悟がいった。
グルビスはTOP10のプレイをした。
インドアってのも、よかったのかも、インドアは選手の正確さを引き出す。
すごいプレーを見たかったらインドアだな。東レのディメンティエワが負けた試合、バルトリがやっと勝った試合もインドアでものすごかった。
今年の初めにジョコビッチに勝った時は、試合を見ていなかった。
このときはジョコビッチの調子が悪かったとちらほら聞く。
しかし、昨日は、ソンガは絶好調。
ものすごく面白い試合だった。
ソンガって、やりやすいのかもしれない。シコラーじゃないから。
もしかして初対戦かな?って調べたら、2008年にオーストラリアで戦って完敗してる。
やはり、グルビスは変わった。
覚醒したって書こうと思ったけど、勝たなかったから、もう一歩!
ソンガサーブから始まる。
映像を見られたのは3ゲーム目から。
40-15のポイントがすごかった。
スライスを織り交ぜたバックハンドラリーからコースを変えてストレートに勝負。ふつうならウィナーなそのショットをすごい身体能力のソンガがアングルにウィニングショット並みのカウンターを打つが、それをアーニーまたもやアングルにウィニングショット。
いやー、すごい。
あまりラリーが続かない彼らの勝負。ウィナーばっかりなので、見てて面白いけど、時折あるラリー勝負も、その質の高さ、人間を超えたレベルに驚くばかり。
タイの人たちは明るくて、タイの伝統衣装を着たソンガ応援団がにぎやか。
しかし、このグルビスのプレーを見て、にわかグルビス応援団も出てきて、応援合戦。
ソンガとグルビス、ネットの上手さではソンガのほうが上だなー。でも、かなり似ていると思った、この二人。
フェデラーのように、きちっとネットプレーをしないの。なんかあんたたちふざけてるの?みたいな感じでボールを操る。
すっごくセンスがいいってことだ。アーニーはまだミスが多いから、ソンガを目指せ!
1回戦ではネットプレーを練習するアーニーを見て、将来フェデラーのようになるのを夢見てボーっとしたが、アーニーがなるネットスタイルはソンガだ。でも、フェデ域に達しなきゃTOP5選手で終わりかなー(今のソンガの成績から)。
ブレイクポイントは両者ともほとんどなかったの。
ソンガの場合は、0-30ってピンチもなかったと思う。
アーニーは2,3回0-30をやらかしてくれた。でも、3つのサービスエースとかでピンチ脱出。
今スタッツ見たら、ブレイクポイントは
ソンガ グルビス
0/1 0/0
締まった試合でした。
トータルポイントは
111 110
1ポイント差かーーー。
セットに分解すると
set1 38 40
set2 35 36 2セット目、アーニーのほうがポイント取ってるのに。。!!
set3 38 34 3セット目、そうそう、序盤気が抜けてた。
1セット目のタイブレーク。
ソンガ1つめ、ダブルフォルト。
しかし、アーニー、3つめの作った末のチャンスボールをバックアウトで失いイーブンに。
しかし、そこで気を落とさずいいプレーを続けて7-3にて1セット目ゲット!
2セット目のタイブレーク。
アーニーサーブからの1つめダブルフォルト。ははは。。。
でも、いいかもって思った。
アーニー、タイブレークでも、セットの展開でも、
いつも先にリードしては勝ちビビリで追いつかれてたった一つの相手のチャンスでポカやってセット取られるの。
追いかける展開の方がいいと思った。
思ったとおり、アーニーのプレイの質は落ちずにいい感じだったんだけど
相手のいるテニス。
ソンガもすごかった。勝ちびびりって何?って感じ。
ソンガの場合はここ落とすと負けるんだから負けビビりか。
もっと緊張していいはずなのに、ラインぎりぎりのウィナーが決まる決まる。
この状況であのストレート。怪物だ。
2セット目4-7でソンガ。
3セット目の始まりはアーニーの気が抜けていて2ゲーム目のサーブはヤバイと思った。
でも、すぐに持ち直してまたもやイーブンで進む。
3セット目はソンガから先行。
5-4、6-5のカウントは見ているアーニーファンは緊張します。
こういうところでプレイが落ちるのがいままでのアーニー。
そこがなくなった!!!
ラブゲームでキープ。
40-0でもまだ安心できなかったよ。
アーニー、40-0から落ちること多いんだもの。
そこをしっかり〆て、キープ!!成長したよーっていうか、精神的に自信がついたよー。彼はもともと出来るやつだった。
6-5の時は、ソンガは若干シコラー作戦をとったかと思った。ベースラインの相当後ろからスライスリターン。それでも、しっかりラブゲームキープ。
アーニーも、ばかすか打ってただけじゃなくて、ゆっくりサーブをつかったり、バックハンドスライスも目立ったし、フォアのスライス(これがまた、やる気ナシ男のショットにみえるんだけど)も使って。
ドロップもすばらしかったけど、ソンガが追いつく。しかし、その後の展開でポイントゲット。そういうやわらかさを持ったこのパワフルな二人。すっごく魅力的だー。
ソンガはアーニーのフォアの打つ方向を読んでいるように感じた時が何度か。
なんか、フォームかなにかで悟られるものがあるんだろうか。
3セット目のタイブレーク。
1-2での1ミニブレイク状態でのポイント。
アーニーのクロスウィニングショットはラインの上に決まった!!!
ガッツポーズアーニー!!
これでイーブン!!
の、はずが、アウトのコール。
ストリームの画像じゃ絶対入ってたとはいえないけども、そのジャッジは怪しかった。
だってさ、ラインズマン、アーニーのショットにビビってめちゃくちゃ頭を動かしながらジャッジしてんの。
(今想像するに、ソンガでラインが隠れるのをよけようとした。。?クロスだから、当たる分けない、よける必要ないモンナー。)
あんな頭動かしてアーニーのウィニングショットのINOUT判定をしようなんざー、間違ってる!!!
ここで2-2になるはずが、1-3になっちゃったの。
アーニーは若干意気消沈。一方、ソンガのノリはものすごく、
そのまま2-7で散った。。。。
しかしこの間デビスカップでフルセットの混戦を制した自信
コーチが変わってコーチを信頼した結果の精神的安定
これからのアーニーは面白いよ!
グルビスVSソンガ
7-6(3)、6-7(4)、6-7(2)
もんのすごい試合だったので、書き始めるのに覚悟がいった。
グルビスはTOP10のプレイをした。
インドアってのも、よかったのかも、インドアは選手の正確さを引き出す。
すごいプレーを見たかったらインドアだな。東レのディメンティエワが負けた試合、バルトリがやっと勝った試合もインドアでものすごかった。
今年の初めにジョコビッチに勝った時は、試合を見ていなかった。
このときはジョコビッチの調子が悪かったとちらほら聞く。
しかし、昨日は、ソンガは絶好調。
ものすごく面白い試合だった。
ソンガって、やりやすいのかもしれない。シコラーじゃないから。
もしかして初対戦かな?って調べたら、2008年にオーストラリアで戦って完敗してる。
やはり、グルビスは変わった。
覚醒したって書こうと思ったけど、勝たなかったから、もう一歩!
ソンガサーブから始まる。
映像を見られたのは3ゲーム目から。
40-15のポイントがすごかった。
スライスを織り交ぜたバックハンドラリーからコースを変えてストレートに勝負。ふつうならウィナーなそのショットをすごい身体能力のソンガがアングルにウィニングショット並みのカウンターを打つが、それをアーニーまたもやアングルにウィニングショット。
いやー、すごい。
あまりラリーが続かない彼らの勝負。ウィナーばっかりなので、見てて面白いけど、時折あるラリー勝負も、その質の高さ、人間を超えたレベルに驚くばかり。
タイの人たちは明るくて、タイの伝統衣装を着たソンガ応援団がにぎやか。
しかし、このグルビスのプレーを見て、にわかグルビス応援団も出てきて、応援合戦。
ソンガとグルビス、ネットの上手さではソンガのほうが上だなー。でも、かなり似ていると思った、この二人。
フェデラーのように、きちっとネットプレーをしないの。なんかあんたたちふざけてるの?みたいな感じでボールを操る。
すっごくセンスがいいってことだ。アーニーはまだミスが多いから、ソンガを目指せ!
1回戦ではネットプレーを練習するアーニーを見て、将来フェデラーのようになるのを夢見てボーっとしたが、アーニーがなるネットスタイルはソンガだ。でも、フェデ域に達しなきゃTOP5選手で終わりかなー(今のソンガの成績から)。
ブレイクポイントは両者ともほとんどなかったの。
ソンガの場合は、0-30ってピンチもなかったと思う。
アーニーは2,3回0-30をやらかしてくれた。でも、3つのサービスエースとかでピンチ脱出。
今スタッツ見たら、ブレイクポイントは
ソンガ グルビス
0/1 0/0
締まった試合でした。
トータルポイントは
111 110
1ポイント差かーーー。
セットに分解すると
set1 38 40
set2 35 36 2セット目、アーニーのほうがポイント取ってるのに。。!!
set3 38 34 3セット目、そうそう、序盤気が抜けてた。
1セット目のタイブレーク。
ソンガ1つめ、ダブルフォルト。
しかし、アーニー、3つめの作った末のチャンスボールをバックアウトで失いイーブンに。
しかし、そこで気を落とさずいいプレーを続けて7-3にて1セット目ゲット!
2セット目のタイブレーク。
アーニーサーブからの1つめダブルフォルト。ははは。。。
でも、いいかもって思った。
アーニー、タイブレークでも、セットの展開でも、
いつも先にリードしては勝ちビビリで追いつかれてたった一つの相手のチャンスでポカやってセット取られるの。
追いかける展開の方がいいと思った。
思ったとおり、アーニーのプレイの質は落ちずにいい感じだったんだけど
相手のいるテニス。
ソンガもすごかった。勝ちびびりって何?って感じ。
ソンガの場合はここ落とすと負けるんだから負けビビりか。
もっと緊張していいはずなのに、ラインぎりぎりのウィナーが決まる決まる。
この状況であのストレート。怪物だ。
2セット目4-7でソンガ。
3セット目の始まりはアーニーの気が抜けていて2ゲーム目のサーブはヤバイと思った。
でも、すぐに持ち直してまたもやイーブンで進む。
3セット目はソンガから先行。
5-4、6-5のカウントは見ているアーニーファンは緊張します。
こういうところでプレイが落ちるのがいままでのアーニー。
そこがなくなった!!!
ラブゲームでキープ。
40-0でもまだ安心できなかったよ。
アーニー、40-0から落ちること多いんだもの。
そこをしっかり〆て、キープ!!成長したよーっていうか、精神的に自信がついたよー。彼はもともと出来るやつだった。
6-5の時は、ソンガは若干シコラー作戦をとったかと思った。ベースラインの相当後ろからスライスリターン。それでも、しっかりラブゲームキープ。
アーニーも、ばかすか打ってただけじゃなくて、ゆっくりサーブをつかったり、バックハンドスライスも目立ったし、フォアのスライス(これがまた、やる気ナシ男のショットにみえるんだけど)も使って。
ドロップもすばらしかったけど、ソンガが追いつく。しかし、その後の展開でポイントゲット。そういうやわらかさを持ったこのパワフルな二人。すっごく魅力的だー。
ソンガはアーニーのフォアの打つ方向を読んでいるように感じた時が何度か。
なんか、フォームかなにかで悟られるものがあるんだろうか。
3セット目のタイブレーク。
1-2での1ミニブレイク状態でのポイント。
アーニーのクロスウィニングショットはラインの上に決まった!!!
ガッツポーズアーニー!!
これでイーブン!!
の、はずが、アウトのコール。
ストリームの画像じゃ絶対入ってたとはいえないけども、そのジャッジは怪しかった。
だってさ、ラインズマン、アーニーのショットにビビってめちゃくちゃ頭を動かしながらジャッジしてんの。
(今想像するに、ソンガでラインが隠れるのをよけようとした。。?クロスだから、当たる分けない、よける必要ないモンナー。)
あんな頭動かしてアーニーのウィニングショットのINOUT判定をしようなんざー、間違ってる!!!
ここで2-2になるはずが、1-3になっちゃったの。
アーニーは若干意気消沈。一方、ソンガのノリはものすごく、
そのまま2-7で散った。。。。
しかしこの間デビスカップでフルセットの混戦を制した自信
コーチが変わってコーチを信頼した結果の精神的安定
これからのアーニーは面白いよ!